HSPH受験対策

IELTSのspeaking

IELTSのspeakingは、運にも左右されます。実際、私のスコアをざっと振り返ると

6.0 → 7.0 → 5.5 → 6.0 → 8.5

といった感じです。留学してアメリカで生活しているにも関わらず5.5とスコアが下がったり、諦めの境地で適当に喋ってたら8.5を叩き出したりと、印象としては、

全く安定しない

スコアです。もちろん私のような不安定な英語力だからこそ安定しないスコアなんでしょうが、逆を言えば

何度か受けていれば良い点数が取れることもある

試験だと思います。この点、勉強・対策しただけ安定してスコアが上がる他の三つのsection (listening, reading, writing)とは異なる印象があります。

では、なぜこのようになるのでしょうか。

試験官との相性

TOEFLと異なり、IELTSでは実際の人間と会話することになります。そのため、TOEFLほど試験対策をしなくても良い点数を取れる、というがのIELTSのメリットです。

しかし、人間と会話するからこそ、面接官との相性もでてきます。実際、優しいお兄さんが面接官の時は、私の仕事に関する回答に対し、

「へぇ」

「どんなことやってるの?」

「研究でアメリカに来てるんだ?」

「臨床研究と基礎研究の違いって何?」

「臨床家も研究するの?」

といった感じで、会話がどんどん盛り上がりました。結果、その時のスコアは7.0でした。

しかし、その次に受けた時の面接官は機械的な面接官で、決められた質問を次々質問してくる感じでした。私の答えに対し、掘り下げる訳でもなく、次から次へと質問を投げかける人でした。結果は5.5。7.0をとった約3ヶ月後のことでした。

前回なんか、speakingの前に行われたlistening, reading, writingの感触がイマイチであったため、ヤケになってspeakingを受けました。また次回また頑張ろう、と思ってました。

試験中も「あー」「う〜ん」「わかんないや。僕の生まれる前の話だからね」みたいな感じで、結構適当に受け答えしたspeakingでした。感触としてもこれまでの最低レベルでしたが、

結果は8.5

むちゃくちゃな試験だな、と思いました。運というか、相性のある試験です。

丸暗記は厳禁

この点は、writingと同じです。ついつい良い点をとろうとすると、難しい構文や単語を暗記し、本番で使おうとします。しかし、

その喋り方が不自然であったり、暗記した文をoutputしてると判断されたら減点されます。

これまでも、

「今回は覚えた小難しい文を沢山使って喋れたな」

と感じた試験に限って、speakingのスコアが低い印象があります。

やはり、ネイティブというか、自然な会話が評価されるんだと思います。7.0の時も、8.5の時も、全然難しい単語や構文は使っていません。ただ、普段の仲間内の会話のように自然に喋れたな、と思った時に良いスコアがでて、暗記した単語や構文を使った時には低いスコアとなってしまっています。

8.5をとった回はヤケ気味だったので、逆に自然体といいますか、体全体を使って喋った気がします。手を挙げ、仰け反り、顎に手を当て。そんなbody languageが採点されてるとは思いませんが、自然な喋り方も評価されたのかもしれません。

受験場所が大事?

巷では、speakingは受験場所が重要、といった噂を耳にします。例えば、日本で受けた方がスコアが良い、といった噂です。実際のところよくわかりませんし、ありえそうだな、とは思います。

しかし、私の場合は全く関係ありませんでした。

日本だけで3箇所、アメリカでも2箇所の異なる場所で受験しましたが、都会だから厳しいとか、日本だから採点が甘いとかいった印象は全くありません

むしろ、前述のように試験管の当たり外れの方がよっぽど大きい気がします。

 

以上を踏まえて、オススメする勉強法としては、やはり実際に誰かと喋る機会を沢山持つことでしょう。

外国人の知り合いがいればベストですが、今のご時世、格安のオンライン英会話が沢山あります。

難しい単語や構文を使う努力をするより、沢山喋り、より自然なスピードで、より自然な音の強弱を身につけましょう。

暗記して喋るのではなく、考えながら自分の意思を伝える努力をしましょう。そうすれば、自ずとスコアはついてくると思います。

 

そして、一回低くても気にしないことです。相性が悪かっただけかもしれません。無駄撃ちする必要もないですが、一回のスコアで凹み過ぎないでも良いと思います。

ABOUT ME
木村聡
福岡県の研修病院で初期研修修了後、大学に入局。米国オハイオ州に臨床研究で留学するも、知識の欠如を痛感。ハーバード公衆衛生大学院に進学し、MPHを取得。マサチューセッツ工科大学メンバーとの共同研究などに関与。 日本では麻酔・集中治療医として働き、オーストラリアでは小児集中治療を一から学び直しています。 乗り越える壁を見つけ続けることは、なかなか簡単ではありませんよね。アラフォー目前、様々な壁にぶち当たり、それなりに多くの経験をしてきました。私の挑戦や経験・知識、失敗談などが、他の誰かの刺激になり、役に立つことを切に願っています。 プロフィールをもっと詳しく見る

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