- 
	
		  海外の小児心臓麻酔を経験して〜麻酔導入編〜オーストラリアのThe Royal Children’s Hospital (RCH)における小児心臓麻酔を経験をシェアする第二弾です。イントロ編はこちらをご覧ください。 【麻酔導入】 導入法 通常の小児の場合と同じく、多くの患者は静脈ラインを持っていないため、麻酔は吸入麻...
- 
	
		  肺血管抵抗と先天性心疾患先天性心疾患では、心室や心房が一つ、右心系と左心系の間に交通がある、心内外の狭窄病変があるなどの理由により、驚くほど多彩な循環動態を呈します。その循環動態を規定する因子の中に、肺血管抵抗と全身血管抵抗があり、小児心臓麻酔に関わる上で避け...
- 
	
		  海外の小児心臓麻酔を経験して〜イントロ〜【はじめに】 私は以前、オーストラリアのThe Royal Children’s Hospital (RCH)という世界的にも有名なこども病院の小児集中治療科(Pediatric Intensive Care Unit: PICU)で臨床留学を経験させていただきました。しかし、私の元々の専門は麻酔科であり、...
- 
	
		  先天性心疾患の酸素需要と酸素供給先天性心疾患患者であっても、成人と同様の生理学的概念を適応できますが、小児、特に新生児の心臓は成人のそれとは異なる特徴が幾つか存在し、その管理に関わる医療従事者は先天性心疾患特有の生理学を把握しておく必要があります。今回は、先天性心疾患...
- 
	
		  Shone複合の周術期管理以下、Shone複合(Shone's complex)の周術期管理について、麻酔科医・集中治療医が把握すべき事項について解説します。 【解剖・分類】 Shone’s anomalyやShone’s complexと呼ばれ、僧帽弁弁上輪、僧帽弁のパラシュート型変形、大動脈弁下狭窄症、大動脈...
- 
	
		  小児における僧帽弁狭窄症と三心房心の周術期管理以下、小児の僧帽弁狭窄症(Mitral stenosis: MS)と三心房心(Cor triatriatum)の周術期管理について、麻酔科医・集中治療医が把握すべき事項について解説します。 【解剖・分類】 先天性孤立性僧帽弁狭窄症は稀で、Shone症候群といった左心系形成異常症...
- 
	
		  人工心肺(CPB)と体外式膜型人工肺(ECMO)以下、人工心肺(Cardiopulmonary bypass: CPB)と体外式膜型人工肺(Extracorporeal membrane oxygenation: ECMO)について、その違いを中心に、麻酔科医・集中治療医が把握すべき事項を解説します。 ※ECMOに関しては、『小児のECMO〜総論〜』と『小児のE...
- 
	
		  右室二腔症以下、右室二腔症(Double-chambered double ventricle: DCRV)の周術期管理に際し、麻酔科医・集中治療医が把握すべき事項について解説します。 【解剖・分類】 右室二腔症(Double-chambered double ventricle: DCRV)は、右室が近位側の高圧chamberと遠...
- 
	
		  小児の肺高血圧症以下、小児の肺高血圧症に関し、麻酔科医・集中治療医が把握すべき事項を解説します。急性の肺高血圧緊急症(PHクライシス/PH クリーゼ)に関しては、こちらをご覧ください。 【定義】 胎児循環において肺血管抵抗は高いが、出生後の肺胞換気に伴い、生後2...
- 
	
		  ファロー四徴症術後の肺動脈逆流症今回は、ファロー四徴症(Tetralogy of Fallot: TOF)根治術後の合併症の一つである、肺動脈逆流症と肺動脈弁置換術について、麻酔科医・集中治療医が把握すべき事項を解説します。小児期のTOFと、その姑息術や根治術に関しては、こちらをご覧ください。 ...
 
	 
	 
	 
	 
	 
	 
	